自分の考えるデザイン
こんにちは、横浜の看板屋・YKMです。
本日は私、デザイナーの西澤が考えるデザインについてのお話です。
このウェブサイトの過去のお知らせをたどると、私の描いたラフ案というものがいくつか記事になっています。しかし、このラフ案は看板制作においてあまりメジャーなものではない、どちらかというと絵描きさん寄りの絵柄をしています。
もともと私は、YKMに入社するまでDTPなどの経験はなく、趣味でPCを使ってイラストを(専らSAIというソフトで)描いているという感じで、「将来はイラストレーターになりたいな」と思っていました。そして、何の巡りあわせか看板屋という未知の世界に身を置くこととなり、Illustratorの使い方やレイアウトの注意点を仕事をしながら覚えて現在に至ります。
もちろん、今までの絵を描いていた技術やセンスも役に立っていて、どこに何を配置するかとか色味はどのようにしたら良いかなど、割とすぐ決められることもあります。ただ、それだけでは良質なデザインを起こすことはできません。良いデザインには隅々まで良い理由があって、なんとなく感覚で作るデザインはどこか気持ち悪いものになります。
良いデザインを作るには、あるいは最低限気持ちの悪くないデザインを作るにはどうしたら良いか。これは、絵がうまくなるためにはどうするかという問題と似ています。きっと多くのプロはこう言うのではないでしょうか? 「いい絵を模写しろ」―良いデザインには共通して良く見える理由・法則のようなものがある、それを会得するにはそのデザインを自分で再現すること。というような意味です。
商品として出すデザインがまるまるコピーでは困りますが、模写を繰り返していけば自然と良いものを吸収して仕事に反映できるでしょう。私もいろいろなデザインを見て、作ってより精進したいと思います。
長くなりましたが、「良いデザインの看板が欲しい」とお考えなら横浜の看板屋・YKMまでご相談ください!